たま電車
電車・駅舎デザイン:水戸岡 鋭治
和歌山電鐵「貴志川線」は、JR和歌山駅から貴志駅を結ぶローカル線です。
その終点の貴志駅で迎えてくれるのが、このまちの人気者「たま駅長」(現在はたまII世駅長)。頭に帽子をちょんと乗せ、駅長として凛々しく座る姿や、くるんと丸まって昼寝をする姿も可愛らしい。そんな駅長に会いに、多くの人々がこの駅を訪れます。
そして路線を走る電車もユニークです。特産のイチゴをモチーフにした「いちご電車」、真っ赤な車体におもちゃ販売機を積んだ「おもちゃ電車」、101匹のたま駅長が描かれた「たま電車」。ワクワクする電車に乗って、たま駅長の働く駅を訪れてみませんか?
たま駅長
2007年に駅長に任命され、2008年に「スーパー駅長」(後に「ウルトラ駅長」に昇進)・2013年には「和歌山電鐵社長代理」の肩書きを持っていました。2015年6月に亡くなり、たまは「名誉永久駅長」となりました。
その後、2012年より「貴志駅長代行兼伊太祈曽駅長」に任命されていた「ニタマ」が「たまII世駅長」を襲名しました。
世界にただひとつのキュートな駅舎【和歌山電鐵貴志駅】
檜皮葺の屋根に、ステンドグラスをはめ込んだ「目」や「口」の窓。まるでたま駅長の顔のような、世界にひとつの猫駅舎です。
「たまミュージアム」と「たまカフェ」が併設された駅舎内は、たま駅長のキャラクターがいっぱい。
駅舎内ではたま駅長グッズの販売も行っています。
「たまカフェ」では、地元の季節の果物を使ったジュースやジェラートなどがおすすめ。
- 営業時間:午前9時~午後5時
- 定休日:第3水曜日
貴志駅への交通
和歌山駅から和歌山電鐵貴志川線にて。
車でお越しになる際は、和歌山駅または伊太祁曽駅周辺の有料駐車場に駐車し、貴志川線をご利用ください。
※貴志駅周辺には駐車場がありません。